地上の建物が、長期に安定して保持できるよう、地盤の強度を高める工事です。予定地の地質や建物の重量によって、様々な工法があります。地盤改良工事は、地震や水害などの自然災害にも備えることができます。
当社では、地盤調査をはじめ各種調査結果をもとに、施工を行っています。一般住宅から大型店舗や工場など、数多くの工事を手掛けています。
鋼管補強工事では、国土交通大臣認定を取得したG.U.T協会、柱状改良工事では(財)日本建築総合試験所の建築技術証明をしたウルトラコラム工法協会に加入し、施工も行っています。
1.地質調査
まずは建設予定地の地盤を知ることから。当社はスウェーデン式サウンディング調査をはじめとした各種地質調査を行っています。
2.工法の決定
調査結果に基づき、地盤改良が必要か検討。併せて地盤の状況に適した改良工法、数量を検討、ご提案させていただきます。
・
表層改良工事:セメント固化材を表土と混合し、転圧締め固めを
行いながら板状の支持層を作る工法です。
・
柱状改良工事:セメント系固化材と水を混ぜ、スラリー状にし
たものを土と混合攪拌しながら安定地盤の深さまで円柱状の改良
体パイルを作ります。
・
鋼管杭工事:鋼管を土の中に回転圧入し、杭の先端部で建物
の荷重を支える工法です。地質を選ばず、安定した杭の強度を保
つことが出来ます。
3.地盤改良工事施工
地盤改良工事は、建物の基礎工事が始まる前に行います。工期は改良の内容にもよりますが、一般住宅の場合、通常3~4日で完了します